ベアフットシューズの選び方|失敗しない4つのチェック基準
最近、日本でも流行し始めた、素足のような履き心地で健康志向のベアフットシューズ。ブランドや種類が豊富になってきたからこそ、どれを選べばいいのか迷ってしまう。そんな方に向けて、失敗しないための4つのチェック基準を整理しました。
先に結論です。見るべきポイントは下記の4つだけ
・用途
・ドロップ
・ソールの薄さ
・つま先の広さ
この5つを順にチェックすれば、初めての1足でも大きく外すことはありません。


結論:ベアフットシューズの選び方は「4つのチェック基準」で決まる
まずは全体像です。ベアフットシューズと一般的なスニーカーを、4つの基準で並べて比較しました。
| チェック基準 | ベアフットシューズの目安 | 一般的なスニーカー |
|---|---|---|
| 1. 用途 | ラン・トレイル・普段履きなど目的で選ぶ | ー |
| 2. ドロップ(かかととつま先の高低差) | 0mm(ゼロドロップ) | 平均10mm 程度かかとが高い |
| 3. ソールの薄さ | 薄く、地面の感覚が伝わる | 厚いクッションで感覚を遮る |
| 4. つま先(トゥボックス)の広さ | 足指が自由に広がる足型 | 先細りで足指に自由がない |
そもそもベアフットシューズとは何か、から知りたい方はベアフットシューズとは?定義・仕組み・効果の完全ガイドを先に読んでみてください。
結論:ベアフットシューズの選び方は「4つのチェック基準」で決まる
基準1. 用途に合っているか
同じベアフットシューズでも得意な場面はモデルごとに違います。「どこで一番使うか」を先に決めてからモデルを絞ると、選択肢が一気に減って選びやすくなります。ランニング・普段履・トレイル/登山・ビジネスなど。
参考までに、私の使い分けの一部を紹介します。
デイリーランはALTRA ESCALANTE RACER 2やNotace michi 1。トレイルはVIVOBAREFOOT HYDRA ESCとMERRELL VAPOR GLOVE 6 BOA。普段履きはSKINNERSのMoonwalkerです。夏のランには走れるサンダルのLUNA Sandals Venado 2.0も現役です。
基準2. ドロップは0mm(ゼロドロップ)か
ドロップとは、かかととつま先の高低差のことです。一般的な靴はのドロップは約10mm。かかと側が1cmほど高い、常に低いヒールを履いて立っているいるような状態です。
ベアフットシューズはこの高低差が0mmの「ゼロドロップ」。裸足で立ったときと同じ、本来の足の角度で立てます。ゼロドロップのシューズはかかと着地(ヒールストライク)になりにくく、ミッドフット〜フォアフットの自然な着地を促すとされています。商品ページやカタログで「ドロップ」または「ゼロドロップ」の表記を最初に確認してください。

初心者はドロップが少しある入門モデルなどを選ぶと、最初の足の痛みや違和感を抑えることもできます。
基準3. ソールの薄さ
ベアフットシューズに変えて一番体感が異なるのはソールの薄さです。1年程度かけて移行した私は、6mmのソールのシューズでランニングもできますが、まずは程よい厚みのシューズから始めることをお勧めします。厚底に慣れている人であれば、20~25mmという厚さのベアフットシューズから始めるのがおすすめです。薄すぎると痛みや怪我の原因になりますし、厚すぎるものだとベアフットシューズならではの足裏感覚がなくなってしまうので。

基準4. つま先(トゥボックス)に十分な広さがあるか
足幅は人によって本当に異なります。スポーツショップで日本人だけでなく外国人も含めて数百人のフィッティングをしてきた経験から言うと、1人として同じ足の人はいませんでした。とはいえ、日本人は欧米人に比べて広めな足幅の人が多い傾向にあります。ALTRAのように同じブランドでも広さの種類が複数ある場合もあります。ベアフットシューズに分類される靴は一般的な靴でいう4E以上がほとんどですが、それ以上の広さが必要な人もいます。一度ショップに行って足を計測してもらえると、自分の足の特徴がどのようなものかをチェックしてもらうのがおすすめです。

私は足の実測が26.5cm相当ですが、モデルによって選ぶサイズは変えています。
ブランドごとに足型が違うので、初めてのブランドは試着が安心です。試着できるお店は取扱店舗マップで探せます。
初めての1足で失敗しないための選び方ステップ
4つの基準を踏まえて、初めての1足は次の順番で決めるのがおすすめです。
- ステップ1:用途を決める(普段履き・ウォーキングから始めるのが安全です)
- ステップ2:ドロップ・薄さ・つま先の広さの3つを満たすモデルを候補にする
- ステップ3:実際に履いてみたり、デザインや色で好みのものを探す
大事なのは、買ったあとの移行ペースです。VIVOBAREFOOTの移行ガイドでは、最初は15分のウォーキングから始めて週に10分ずつ延ばすこと、ふくらはぎや足裏の筋肉痛が出なくなるまでに1〜3ヶ月かかるのが普通だとされています。厚底シューズに慣れた足がゼロドロップに適応するには時間が必要です。焦らずいきましょう。
ちなみに同社は、ベアフットシューズを6ヶ月着用すると足の強度が約60%向上したという調査結果も公表しています(出典:VIVOBAREFOOT「WHY BAREFOOT?」)。時間をかけるだけの価値はあります!
候補探しには、当サイトの商品検索が便利です。ブランドや用途からベアフットシューズを絞り込めます。
よくある質問
Q1. 外反母趾でもベアフットシューズを履けますか?
幅広のトゥボックスは足指を圧迫しない設計なので、先細りの靴より足あたりが楽に感じる方は多いです。ただし症状には個人差があります。痛みがある方は医師に相談のうえ、必ず試着してから選んでください。
Q2. 最初の1足はランニング用と普段履き用のどちらがいいですか?
普段履き用をおすすめします。まず歩くことでゼロドロップと薄いソールに足を慣らし、そのあとランニングに進むのが安全な順番です。いきなり長い距離を走るのは、移行期の筋肉痛や故障のもとになります。
Q3. サイズはいつもの靴と同じでいいですか?
同じとは限りません。つま先に1〜1.7cmの余裕が基準なので、いつもより0.5cm大きいサイズが合うこともあります。ブランドごとに足型も違うため、初めてのブランドは試着するか、サイズ交換ができるお店で買うと安心です。
Q4. 移行期間中は厚底シューズと併用してもいいですか?
問題ありません。むしろ数ヶ月かけて少しずつ切り替えるのが推奨されています。私も移行期は距離や体調に合わせて使い分けていました。足の違和感が続くときは無理をせず、ペースを落としてください。
まとめ:4つの基準さえ押さえれば失敗しない
用途を先に決めて候補となるモデルを絞る。
ゼロドロップ、初心者ならば低ドロップ(低い高低差)のモデルにする。
初心者は薄過ぎず厚過ぎない、20〜30mmの範囲のソール厚にする。
自身の足形に合った足指が自由に動かせるつま先の大きさを選ぶ。
この4つの基準は、私が何足も買ってたどり着いたチェックリストです。最初の1足がしっくりくると、ベアフット生活は一気に楽しくなります!!!
気になるモデルは商品検索で探して、実物は取扱店舗マップのお店で試着してみてください。



